二つ目の世界

2007年10月18日
人ってなんなんだろう。
あたしはいつも人は二重の世界で生きているように思う。
動物達と同じように、命を維持する世界と、社会という人が作った世界。
そしてその二つ目の世界で、人はゆがめられるような気がする。
一つ目の世界では物は物として、あるがままでしかなく。
例えばえさならえさ、関係ないものなら無でしかなくて。
全てがそのままでいる。
人だってきっとただの人で。
いいとか悪いとか、そんな風にゆがめられない。
だけど二つ目の世界、社会で人はゆがめられる。
こいつは悪いというレッテルを貼られたり。
かと思えば他の場所では尊敬されたり。
あたしはあたしで何も変わらないのに。

人は夜を恐れる。
暗くて、見えないから。
だけどそんなこと動物はしない。
夜は夜でなくてはならない存在。
どうしてそれを否定するの。

友達が居ない奴はダメとか。
お金ないとだめとか。
それが一体なんだというのだろう。
夜が必要であるように。
全ては必要で、変わる必要なんてない。
外で遊ぶのがすきならそれでいいし、なかがいいならそれでいい。
それぞれは種類が違うのであって、いい、悪いはない。
なのに積極的にならなきゃいけないとかどうして言うのだろ?

結局のところ、
その人が満足しているのであればそれでいいのだ。
なのにどうしてその人が楽で居れることをしていると人は非難するのだろう。
どうしてその人のほかの面のいいところを認めないのだろう?

きっとあたしが社会という世界に住んでいなかったら。
どれだけ心は楽になるだろうか。

だけど社会がないと生きていけないのも事実なんだ。

思うに。
決して人は本当に死にたいなんて思わない。
だけどこの息苦しい社会に居たくないだけだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索