マラソン

2006年11月2日
ずっと心に黒い鉛を持っていたあの頃に比べて、あたしはずいぶんよくなったけれど。
もう悩む必要もない環境に居るのに、突然孤独に襲われたり、全てへの希望がなくなったり、自己不振に陥ったり、そしてベッドから一歩も動けなくかったり。
大抵は音楽とか文章とかで乗り切れるんだけど、今日みたいな雨の日はだめなの。

楽しい事とか、しんどくないことなら全然できるんだけど。
勉強とか力が要ることはできなくなる。
がんばらなくちゃ!!!!
って思うけど、ほんとに疲れる。
頑張れ!!
って思う反面、なんでもぃぃじゃんって思うし、でも突然「ほんとうは留学してがんばりたい!!」って思う。
まるであこがえのように、そう願ってもできない気がして泣けてくる。
まだ始めてもないのに。
もう終わってしまったかのように…。

でもね、やっぱり頑張りたいんだ。
だけど、例えばこのまま根性で頑張り続けても、それはあたしの思う頑張りとは違うの。
それは「忍耐」なだけ。
「頑張る」っていうのは疲れてる体や心を無理やり引っ張って、記録を伸ばすことではないと思う。
そんなのせいぜいしれた距離しか進めないだろうし、いつかぼろがでる。
やっぱり心を体も常に最善の状態に保ちながら前へ進むこと。
それが「頑張る」ってことだと思う。

あたしはまだまだ走れる。
気合で。
そんなの強がりじゃない?
色々怖いし、めんどさくて、とりあえず自分が根性で戦い続ければいいんだって思ってここまできたけど。
それは怠けてるだけでしょう。

いつになったら休めるの?
ねぇ、たまには休んだってぃぃんじゃない?

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