留学

2006年9月20日
"一応"留学して6ヶ月になるけど、こんな環境でも、留学生としての、外国人としての過酷な現実が垣間見えてくる。
あたしが今半年ここにいて思ったこと。
?言葉と文化の壁を越えて友達を作ることはそう簡単ではない。
?英語も学習しながら他に学問を勉強することはものすっごく効率が悪い。
?病気になった時が大変
↑がネガティブな感想で、ポジティブな感想は
?自分らしくいれるようになった。
?日本の外から見た姿、アメリカを内から見た姿がわかるようになった。
?強くなれろこと(けしてまだ強くなったわけではない)

書いてて思ったんだけど、ネガティブなことがスラスラ出てくるのにポジティブな事は考えこんでもあんまりでないって言う…。苦笑

あたしは今の所「留学するんじゃなかった」とは思ったことないけど、でもそれはあたしがいる環境は「日本」であって、「アメリカ」ではないからだと思う。
それでいてもあたしは「なんで留学したんだろう?」って思う時は確かにあります。

来る前はアメリカは本当に「夢の国」って感じで、行ったら成功が手に入るみたいに思ってたところは確かにあったと思う。
でもそれはまさに「カルフォルニアドリーム」。
一攫千金を夢見てはるばるやってきても、その夢は現実に一気にかき消される。
結局一番成功したのは金を掘る道具を売ったりと夢見る男たちをまんまと利用した人たちっていう…。
留学もおんなじで、夢見る若者をまんまと業者や学校が利用してお金をかせぎまくってるんだろうなって思います。

来る前のあたしはまだ夢の中で。
成功を信じて、その為ならどんな苦労も耐えてみせる気で満々だった。
だけどこの船旅の途中で、「もしかして、あそこには金なんてないんじゃないか。何でこんなことをしてるんだろう?」と思う時がある。
もしこれがネガティブだとか思うんならそうかもしれないけど。
むしろあたしはアメリカ、ってか留学っていう本当の形が見えてきて、もう一度自分を振りかえって、考え直す時が来たんだと思う。

ぶっちゃけ、日本で普通に幸せに暮らすなら留学なんてまったく必要ないのだ。
むしろ留学に幸せを求めてるならそれが間違いだと思う。
本当に乗るか反るか、そんな旅だから。
何故留学するのか?
それは困難の底に隠されている、一握りもあるかないかの、だけどかけがえのない砂金を手にいれるためだと思う。
つまり言いたいことは留学はしんどいことの方が圧倒的に多いけれど、その中にある数少ない留学の価値というものはなにともかえることができないくらいすばらしいものだということ。
だけどその砂金が決して幸せに結びついてるとも限らないと思うけれど。苦笑

あたしはまさに幸せを求めてきてしまった方だ。
現実に気づいた今、帰るかそれとも続けるかを真剣に考えなくてはいけない。
帰っても一度出て行った者の幸せの保証なんてない。
続けるならちゃんとした目標を立て直さないと、吹き飛ばされてしまうだろ。

そこまでしても留学がしたいのか?
あたしにとって価値があるのか?
正直に心に問わなくてはいけない。

今あたしはこの留学を決して後悔はしてない。
だけれども幸せになるのに留学は必要なのかと問われると止まってしまうのだ。

あたしは幸せでいたい。
普通に、いつも笑顔でいられる環境にいたい。
辛いことも大切だけれども、あたしはこれからの自分をずっと笑顔で居させてあげたいの。

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