Night

2006年7月30日
まるでベッドに釘を打たれたみたいにあたしは張り付いて、それ以上動けなくなってしまった。
息をしてることさえも疲れる。
無理にベッドから這い出してみたところでできることは何もない。
隣の部屋の笑い声も、沈黙も、あたしの息を浅くする。

どうして?
なんでここまで動揺してるんだろう?
コレは何?
緊張?
それとも落ち込んでるの?

何もこんなに何もできなくなるまで取り乱す事なんてないじゃない。
初めてルームメイトが男をつれてきただけじゃない。
彼女が好きな男の子。
あたしは喋った事もなかった男の子よ。
…だから?
話したこともない人、しかも男の子、だから緊張してるの??

じゃあどうして、楽しそうな声がイタイの?
どうして、沈黙がより苦痛なの?
隣で、声もはっきり聞こえるくらいの距離で、そういう事があったら気まずいから??

それともあたしが寂しいから?
一緒に笑ってくれる男の子も、沈黙の幸せを分け合う人が居ないから?

それとも…?

あまりそういう事はあってほしくないってか、絶対嫌。
だけど、分かってる。
あたしは「絶対嫌」を引き寄せてしまうことを。

誰かにありのままを打ち明けたい。
だけどもしそれが「絶対嫌」だとしたら、誰に打ち明けれようか?
あまりのも浅はかで、おろかだ。

結局そんな愚かなお年頃なんだし、みんなそうかもしれないけど。
あたしはそんなの好きくないんだ。

あぁとにかく今日はおかしい。
あんなに声が筒抜けな所で寝れるわけない。
あたしはベッドの上で目を閉じてもまた映像が見える中で、一人眠れぬ夜を過ごすの?

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