To live

2006年7月23日
人は出会っては別れていく。
そんなあたり前の事が。
どうしてこんなに寂しいんだろう。
大好きなあの子が他の子を選んでしまうことも。
時の移り変わりの一つなだけ。
お母さんが気づけば子供は傍に居ないことも、時間とともにおとづれる現実。
変わらないモノなんてない。
すべてよくも悪くも必ず変わっていく。
それを肌で実感するほど。
悲しくて、怖くなってしまう。

時間は悲しみを癒してくれるし、幸せをもたらしてくれる。
同じようにたまに不幸ももたらすけれど。
それが怖いんじゃない。
怖いのは全て、例え幸せももう同じではないという事。
同じものなんてないという事。
なんだか寂しく思う。

大好きだった隣の男の子は引越ししてしまった。
ずっと親友ね、って約束した友達の顔ももう覚えていない。
新しく愛した男の子。
もっと仲良くなった友達。
今も仲良し。
それでもあの頃とはもう違う。

同じように。
あたしだって変わってる。
あの頃大好きだったお雛さんも、もう見ることさえ忘れちゃったし、いつの間にか、クリスマスにも興奮しなくなった。
あの頃考えた事もないことを考えていて。
経験していて。
これが年をとるということ?

きっと年をとるって事は色んな変化を受け入れなきゃいけないんだろ。
結婚、子育て、老後。
あたしが想像もしない事がこれから先いっぱい待ち受けているんだろうな。
だから今この時を大切にしなきゃいけないんだね。

過去は過去。
今とは関係ないって思うかもしれないけど、きらめくカコ、辛いカコ、全てが今のあたしを形づくってるんだから。
感謝して抱きしめて生きていこう。
昨日も、今日も、未来も。
すべて同じくらい大切で、ありがたいものなんだ。

きっと何かあって生まれてきた命。
神様はどんな思いを託してあたしを宿したのだろう。
この命を無駄にする事なく、大切にしていこう。

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