Fly

2005年5月13日 友達
昔の日記を見ていると、今のあたしと変わらない、つまり成長してない部分とか見つけて少し悲しかったりするケド、やっぱりちゃんと成長してる部分もあって、そぅぃぅのを見つけると少し嬉しくなる(*^_^*)
人ってすぐに大きく成長できないケド、少しずつ、確実に成長していくみたい。

昔はあたし随分捻くれてたと思うんだ。
世の中は真っ暗で、何もいい事ないって決め付けて。
ここから逃げる事ばっか考えてた。
クラスメイトがゴミの塊みたいにしか見えなくて、まさかそれが自分の心を移したものだなんて気付かず、ただ軽蔑してた。
今だってたまに逃げたいと思ったり、あたしに幸せなんかあるのかと思ってしまったりと共通することもあるんだけれど、そんな気分になってしまう自分を少しコントロールできるようになってきたと思う。
外は太陽でキラキラ光ってるし、クラスメイトはよくも悪くもあたしと同じ17歳の人間だし、そういう事実を事実として真っ直ぐ見れるようになってきたと思う。

あれほど捻くれてたあたしをここまで導いてくれたのは友達のNちゃんのお陰だと思うんだ。
彼女は別に漫画とかに出てくるような、一緒に泣いたり、笑ったり、お互い叱咤激励をし合うょぅな、そんな熱い、嘘っぽいものではない。
Nちゃんは自分の道を歩いてて、それをあたしに話してくれる。
あたしにとって別世界の彼女の日常。
だけどそれがあたしの価値観と交差して、お互いが元気をもらえる。
あたしはすごく前向きになれる。
多分そんな感じ。笑
あたしが立ち止まって、泣いて、不安になってってしてる時、彼女は決してあたしと一緒に立ち止まりはしないけれど、気がつけば隣に肩があって泣いてるあたしを包んでくれたり、あたしが進み出したら必ずあたしに歩調を合わせてくれる。
たいていの人は捻くれてるあたしに愛想をつかしてどっか行くんだけど、あたしが捻くれから回復してきた時に彼女だけはあたの傍にいた。
だからあたしにとってはかけがえのない存在なんだけど、彼女にとってはどうなのカナ?

今日彼女が英語の問題集を持ってたから、あたしはやっと受験勉強をし始めたと思って、安心しながら話し掛けると、なんと、彼女はあっさりと、"大学には行かない。オーストラリアに留学して、働くの"なんて言うからあたしはショックと怒りですっかり混乱してしまった。
だってついこの間まで、あたしと同じ大学行くって勉強会まで計画してたのに、何の相談もなく、報告すらなかったんだょぉ!!
"いくらNちゃんの英語力とはいえ、所詮日本の英会話教室レベルの英語で海外で食っていけるほど世の中は甘くない!!世の中を舐めるな!"って言う怒りと、"なんで何も行ってくれへん。"っていう寂しさとか色々で泣きそうになったりしてたケド、他の友達の"どうせ今だけやろ。あのこの進路はコロコロ変わるやん"という指摘を受けてようやく普通に戻ったけど。
でも何よりあたしは彼女の自由が羨ましくて、そうじゃない自分が悲しかったのだろう。

あたしは彼女の翼のお陰で遠く飛べるようになった。
でもいつまでも彼女にくっついて行くんじゃなくて、彼女を追い越すつもりで、自分から飛び立たないとなぁと感じてしまった。

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